胡蝶蘭を大切に育てる

お誕生日に胡蝶蘭

主人の母、私にとって義母はとても優しく、思いやりがあり、わたしにとって理想の母親でした。そんな、義母らしく、元気に出かけて行った先で突然倒れ、誰にも迷惑をかけることもなく、そんその日のうちに亡くなってしまいました。

 

そんな母へのお誕生日のお祝いのプレゼントは、いつも胡蝶蘭でした。いつも感謝を込めて、少し高価ではありますが、それでも、どのお花にも負けない存在感と、清楚で、気品のある胡蝶蘭は、母への贈り物にぴったりだと毎年毎年贈り続けました。
母は、とても喜んでくれて、鉢植えで送った胡蝶蘭を丁寧に水やりをして、飾ってくれていました。
毎年胡蝶蘭を送れる喜び、それが母が元気でいてくれる証でもありました。
そんな、母が亡くなって、三年が経ちました。今では、母の命日に胡蝶蘭を送るようにしています。私が、胡蝶蘭を送り続ける限り、母が生きていた証であるからです。母が亡くなって、三年、90歳を越える父は、田舎で、母と耕していた田畑を1人で耕しています。そんな父は、母に贈った胡蝶蘭を今は、母に代わって大事に育ててくれています。丁寧に水やりをし、霧吹きでお花が痛まないようにしてくれます。

 

私が贈り続ける胡蝶蘭は、親戚たちにもとても評判がよいみたいで、母と私がとても良い関係であったと感じさせてくれているのかもしれません。これからも、私たち家族(主人と娘の3人家族)がいる限り、主人の実家には、毎年5月には胡蝶蘭が凛と飾られていることでしょう。90歳を越える父も、母と同じように、私たちが贈る胡蝶蘭を毎年楽しみにしていると思うので、私たちもきちんと毎年、ちょっと高価な胡蝶蘭を送り続けることが出来るように、心と、経済的にも余裕のある家族でいたいと思います。