胡蝶蘭を大切に育てる

リニューアルのお祝いに胡蝶蘭

以前働いていたことのある、近所のケーキ屋さん。

 

オープン10年を経て、リニューアルすると聞いてから、何かお祝いをしなければ…とずっと考えていました。

 

小さなケーキ屋さんなので、夫婦と数人の職人さんと営業している。

 

いつもコストのことばかり考えてるようなオーナーなので、実際に使えるようなものが喜ばれるのかな?と思い、リボンを置く台とか、傘立てとか、焼き菓子を入れる小さなカゴを幾つか…とかそれはもう、イロイロ考えた。

 

でも、働いている時から些細なところにも拘りを持っていることは知っていた。

 

そこの拘りとお財布事情を考慮し新商品を編み出したり、ディスプレイを考えたりする方だった。

 

 

 

事前に何かお祝いをしたいので、なにか欲しい物はありますか?と伺うのは簡単だったけど、それではサプライズ感が全くないし、脳もない…。

 

きっと、あの夫婦のこと、お祝いとしてお金を包むのが一番喜ぶ!そんな事は分かっていたけど、お店のリニューアルオープン祝いに 元従業員からお金を貰うのもプライドが許さないだろうしと思いやめた。

 

 

 

そうなれば残るのは、オープンの日にお店の周りを華やかに飾ってくれる花。店先の花壇にもいつも花が咲き誇っているので、奮発して立派な花を贈ることにした。

 

 

 

花と一言に言えど色々ある。枯れない劣化しないと言われるプリザーブドフラワー。

 

わざと劣化(?)させた、ドライフラワー。

 

汚れても水洗いできる、アートフラワー。どれにしようか迷ったけれど、やはりフレッシュなものに勝るものはないだろうと生花にすることに。

 

花屋さんで、こんなにするの?って驚きながらも、白く3本仕立ての胡蝶蘭を注文した。

 

当日、すごい数のお客様に紛れて来店、店先に自分の名前が書かれた胡蝶蘭を横目に少しだけ優越感に浸りながら、入店。

 

 

 

おめでとうございます。

 

とご挨拶をした後に、驚愕の言葉が…

 

ここは、食品扱うからね、土とかあると虫が来るからダメなのよ〜

 

よかったら、贈ってくれたお花、近々引き取りに来てくれる?

 

よかったら、他のも持って帰ってもらっていいよ。

 

 

 

と、他の方からも送られてきた胡蝶蘭を指差して言った。

 

 

 

もちろん、引き取りに行きましたよ。しゃくに触ったけど、イランって言われたもの置いておいてもお花がかわいそうですからね。

 

 

 

しばらく、とても似合うとは言えないウチの小さな玄関で所狭しと胡蝶蘭が咲いてました。

 

 

 

飲食店に生花を贈るのはタブーなのか?今でもナゾです。